Vol.16潤いにくい冬の乾燥肌とその解決方法|泉州統合クリニック|高石市 漢方内科・婦人科・心療内科・精神科・内科・専門外来(ヨガ・食養生・鍼灸・アーユルヴェーダ)

院長ブログ

Vol.16 潤いにくい冬の乾燥肌とその解決方法

2022年02月03日

冬の間、皮膚の乾燥に悩んでいる方は多いと思います。こういう時、保湿クリームを塗ったり、美容液を使ったりして保湿しようとされている人は多いのではないでしょうか。実際、そのような対応をしていて皮膚の状態はいかがですか?「やっぱり今年は乾燥が強い!」そのような声が聞こえてきそうです。それはなぜでしょうか。

 

キーワードは「冷え」です。これは水の状態でイメージすると分かりやすいです。

 

温かい時、水は液体で、蒸発をすると湿気の元となりますね。それが氷点下を下回り冷えていくとどうなりますか?氷になりますね。そして更に寒くなっていくと、、北海道や東北のスキー場で見られますが「パウダースノー」なんて言葉がありますね。粉雪。空気に水は気体として存在できずに粉雪となるので、非常に乾燥します。そう、冷えすぎると乾燥するのです。

 

実際には、体内の水が凍ることはありませんが、冷えてくると毛穴は閉じ、皮膚も固くなります。その状態でオイルを塗っても浸透していきません。凍った大地に水を撒いても土に水は染みこまずに表面を流れて固まります。同様に、冷えた皮膚にオイルを塗っても染みこむことはありません。

 

皮膚の乾燥を取るには順番があるのです。

 

その順番とは、、

 

一にも二にも保温です。冷えを解除してからでないと、何を皮膚に塗っても潤いません。ゆえに、オイルを塗る、保湿剤を皮膚に塗布する前に、しっかりと蒸しタオルなりで皮膚を温める(お風呂上がりがよいですね。)などの処置が必要です。(当然塗布するオイル、保湿剤も温めて、、)そして、根本的には、身体の土台が安定していること。それは、、、「消化力」です。口酸っぱく足湯をしてね!というのは消化力を安定させる最も有効な方法だからです。足から戻ってくる静脈血を温める事で内臓を直接温められます。それに加えて、自らの消化力を落とさない為の努力。甘い物を控え、冷たい物を食べない、、(黄色のチラシ・・・養生のキホン)です。もし、ここで漢方薬を処方するとしても、基本は胃腸を整える処方であり、胃腸が安定したうえで、例えば当帰飲子や温清飲、四物湯などの処方を運用します。しかし、漢方が体を変えてくれるわけではありません。あくまでも自分の体を作るのはあなた自身です。基本をきっちりしていれば、皮膚の乾燥は緩みます。ここまで準備をしたあと、満を持してのスキンケアなのです。是非、参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

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