診療案内|高石市 漢方内科・婦人科・心療内科・精神科・内科・専門外来(ヨガ・食養生・鍼灸・アーユルヴェーダ) 泉州統合クリニック

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漢方養生

「漢方養生」の考えに基づいた治療を行っています。

漢方養生とは、本来のこころとからだの健康を取り戻すための「日常生活の心得え」です。
基本となる日々の「食事、運動、睡眠」を整えるサポートを行いながら、漢方薬を使って病気や不調にアプローチしていきます。

漢方養生とは

養生とは、生命を養うというその言葉通り、まず今の健康状態、自分の在り方を的確に知るところから始まり、より自分らしく、健康に生きるためには何をしたらいいかという方向性を示してくれる考え方でありその具体的な実践方法です。

養生で土台をつくる

漢方薬を飲めば健康になるのではありません。本来の漢方医学では、「養生」といって自分自身の身体のケアをすることが基本です。
不養生を放置したまま漢方薬を内服しても、その場はしのげますが、結局そのつけを後から払うことになってしまいます。それは、家を建てるにあたって基礎工事が大事なのと同じです。土台が出来ていないところに、2階3階は建ちません。
江戸時代の名医、尾台榕堂も方剤や鍼灸などの治療手段は養生あっての手段であると「方伎雑誌」にはっきりと書いています。

然れども、飲食の禁を厳にせざれば、いかほど的方を用いても、鍼灸を勉行しても治せぬなり (方伎雑誌より)

朝起きられない、怠くてやる気がおきない、人生に悲観的になるなどの状態が長く続くと「鬱」だと判断されます。特にここ最近、新型コロナウイルス感染症が発生していらい、抑鬱症状を訴えるひとが増えました。抑鬱症状は、心の病と考えられがちですが、漢方養生の視点から見ると、けしてそうではありません。

身体の不調は五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を狂わせます。五感が不調であるということは、心に入ってくる情報が変調するということを意味します。

つまり、身体の不調が心の不調を引き起こすのです。もちろん、精神からくる体調不良もありますが、精神から来る不調でも、まず養生して身体を整えることで変わってくるのです。

治療の要となる「養生」の内容は、こちらの「黄色いチラシ」にまとめて、患者様にお渡ししています。

PDFでチラシを開く

当院で治療を受けられる方へ

著書のご紹介

書籍「体と心が整う 365日の養生のすすめ」(中田英之 著)(主婦の友社)にて、一年を通した養生について、また症状別の対処法について詳しく解説をしています。 ぜひご一読いただければと思います。

Amazonで開く

動画のご紹介

こちらの動画では、心の病を整える「養生」についての解説をしています。特に、2020年からのコロナ禍における身体の変化、抑うつ状態、倦怠感などの改善方法についてお話をしています。治療を受けられる方はぜひご覧ください。

治療内容

このような症状の方、まずはお気軽にご相談ください。

女性のライフサイクルと関連した症状
更年期症状、不妊症、月経不順、月経前症候群、習慣性流産など
生活に支障を来すさまざまな不快症状
倦怠感、頭痛、肩こり、冷え症、ほてり、微熱など
メンタルヘルス、ストレス
不眠、眠りが浅い、不安感、自律神経失調症など
虚弱体質
風邪をひきやすい、風邪がなかなか治らない、など
皮膚の病気
にきび、しもやけ、難治性の湿疹など
運動器の病気
腰痛、膝痛、神経痛、しびれなど
アレルギー
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息など
免疫疾患の補助療法
関節リウマチ、膠原病、潰瘍性大腸炎、クローン病など
がんの補助療法
副作用の軽減、体力の維持など

※西洋医学的に適切な治療がない場合や、治療を受けても効果が実感できない方など、
ぜひお気軽にご相談ください。

※漢方薬は、原則保険診療で処方します。

当院で可能な検査

  • 血液検査
  • 尿検査
  • 心電図検査
  • 体組成測定

ご注意ください

※当院では、市民健診(子宮がん検診など)、妊産婦健診等は行っておりません。

※婦人科の内診や経腟エコーは行っておりません。