研修医師紹介
担当医紹介
仮屋薗 瑠美 医師
普段は総合病院で麻酔科医として勤務しています。手術治療・集中治療に携わることにやりがいも感じていますが、色んな患者さん・医療者と関わる中で、私達が提供している医療に疑問を抱くようになりました。
手術・薬でその時の症状を取る・抑えるだけでいいのか?
それは本当に患者さんのためになっているのだろうか…?
病気になった背景にアプローチしなければ、また同じ事を繰り返すのでは…?
あれこれ探る中で、点ではなく全体を捉える東洋医学の考え方にはそれを解決するヒントがあると感じました。そして、中田医師の学会講演を聞いてそれはほぼ確信に変わり、門戸を叩いて今に至ります。
“漢方薬を使って治す”のではなく、一人ひとりの患者さんの不調に至るまでのストーリーを一緒に紐解いていく中田医師の診療スタイルはまさに私が求めていた形であり、大切にしたいと思っていることです。なぜなら、病気や不調というのは、それまでの食べ方・生き方・過ごし方の延長線上に現れてきたものだからです。その身体からのお知らせは、その後の人生をより豊かに幸せに過ごすための鍵になると思っています。そんなことに気付くお手伝いをできることが、私のささやかな願いであり大きな喜びです。
私自身は子どもの頃から繰り返すニキビ、便秘をしやすいといった不調があったことから一時は極端な健康志向に走ったこともありました。そんな中で健康への執着や、思考の癖、抑圧された感情の存在に気付き、心と体のつながり(むしろそこにアプローチできると速い!)を身をもって感じました。斉藤先生の下で養生ヨガやアーユルヴェーダを通して、そういった学びと体験を皆さんと一緒に更に深めている所でもあり、自分の中に起こるジワジワとした変容を面白く感じています。この豊かさを一人でも多くの方と分かち合えると嬉しいです。
自分の体と向き合う上で、漢方の考え方はとても役に立ちます。もっと勉強したいなと思っている所へ、
「養生」の大切さを説く中田先生の講演に出会い、先生の下で学ぶことを決めました。
真の意味での健康を取り戻す手助けができる医師となるべく、精進していきたいと思います。
現職
協和会病院 麻酔科・漢方外来 医員
略歴
- 2011年 奈良県立医科大学 医学部医学科 卒業
- 大阪府済生会吹田病院 初期臨床研修医
- 大阪府済生会吹田病院 麻酔科 後期研修医
- 大阪大学医学部附属病院 麻酔科 専攻医
- 大阪市立総合医療センター 麻酔科・集中治療部
シニアレジデント - 大阪府済生会吹田病院 麻酔科 医員 を経て現職
資格
- 麻酔科標榜医
- 麻酔科専門医
- 小児麻酔認定医